購入したチェロ Carlo Giordano SC-90楽器購入を決めた背景 まだ一度もチェロを触ったことが無い中学1年の娘が、オーケストラワークショップに参加することになった。オリエンテーリングでの説明で、楽器のレンタル料が思いのほか高いことが判明。3週間後に予定している第1回のワークショップまでに楽器を調達する必要があることもわかった。それらのことから今回は購入した方が安上がりと判断した。 オーケストラワークショップは練習室やホールなどで月2回位のペースで20回のワークショップが企画されている。それに楽器を持って通うことになる。片道電車に乗っている時間が10分ちょっと、歩く時間が10分位を通わなければならない。 チェロのハードケースは本体よりも重いので、運び疲れて行った先で練習にならないのも困るので、軽いキャリングバッグを背中に背負わせて通うことにした。 以上のことからとりあえず安いものを買って娘に楽器の取り扱いに慣れてもらい、もっと良い楽器が欲しくなったらその時点で好みの楽器をじっくりと探すことにした。 今回の楽器選定条件 機能的にしっかりしている範囲内で安いもの。 弟1回のワークショップに間に合うもの。 購入前の調査 Web通販で調査開始。 安いチェロセットは2万円位からあることが判明。 都区内の楽器店も行って見た。(御茶ノ水、銀座、新大久保、渋谷、自由が丘など) 図書館で入門者向けのチェロが弾ける本 著者:山本祐ノ助を借りた。 無料体験レッスンに参加した。 短期間ではあるが調査をした範囲で機能的にしっかりしていて一番安いものはCarlo Giordano SC-90 チェロ入門セットだった。 クロサワバイオリンの新大久保本店で実物も確認した。 購入候補店の調査 娘の先生の紹介ということでクロサワバイオリンで安く買える。 クロサワバイオリンの渋谷本店では学生用に6%割引チケットをホームページに掲載している。 それでも通販の方が安く購入できる。 通販店については輸入代理店に問い合わせたり、Webなどで確認をした。 しかし、楽器のトラブルがあったら近くのお店の方が対処は迅速だ。 といったところでクロサワバイオリンの渋谷本店での購入を決定。 購入後2日目 2日間使用した時点での感想です。 音について: Gliga Genial などと比べて音が直線的な感じがします。 深みが足らない。奥行き感が少ない。といった感じです。 A線の音がちょっとバイオリン的な(箱の大きさが生かされていないような)音がします。 しかし、C線、G線、D線は一聴してチェロだとわかる音がします。 いろいろ欲張らなければ、十分チェロとしての音を発声していると思います。 音量的にも家で弾いているレベルでは十分楽しめそうです。 現段階では十分楽しめる楽器で、サイレントチェロよりはずっと魅力的です。 娘がこの楽器を物足らないと感じるようになれば、それはまた嬉しいことです。 購入後5日目 娘が学校から帰って練習をしようとしたら調律が狂っていたらしく、それを直そうとしてアジャスタを回しているうちにG線がペグの辺りから芯線が切れた。 早速買ったお店に電話をすると、弦は消耗品なので保証対象外だが、中古の弦があればそれをあげることはできる。という説明だったので、急いでお店に向かった。 お店に着くとすでに用意されていた中古のスピロコアのG線を頂いた。感激!! 御礼を言って早々に帰宅した。 切れた弦と貰ってきた弦を比べると、貰ってきたものの方がだいぶ太い。 アジャスタに引っ掛ける円筒形の金属ももらってきたものの方が明らかに大きいが、機能的に問題無さそうなのでそのまま張ることにした。 張り始めると、D線やA線が邪魔をしてペグにきれいに弦が巻けない。 ピアノはチューニングピンにきれいに巻きつけているのに、チェロはいい加減で良いのかな? 気持ち悪いので、D線、A線もペグにきれいに巻き直した。 C線はきれいに巻けていたので、そのままにした。 そうしたらA線の音が柔らかく、よく伸びるようになった。(ような気がする) 全体にのびのびした感じ。気分がいい。 その後の使用感 調弦した状態からあまり狂いません。ペグの状態はとても良いようです。 アンケートの粗品 輸入販売元のマックコーポレーションのページで購入した商品のアンケートに答えて、粗品として何点かある中からバイオリン用松脂を選んで送ってもらいました。送られてきたものはセットに付属していたものと同一のもののようでした。 スペック一覧 ●セット内容 ・本体 重量 3~3.5kg(体重計での軽量のため最大500gの誤差あり) ・弓 重量 80g ・キャリングバッグ 重量 960g ・松脂 重量 40g ・アンケート粗品(ホームページでアンケートに答えると送ってもらえる) ・本体詳解 重量 3~3.5kg 本体の色は濃い目で、艶出しタイプ。 接着剤が膠でないので、修理に限界がある。 ・弓詳解 重量 80g 毛換えができない構造になっているので、毛がだめになったら新しい弓を購入する必要がある。 Carlo Giordanoの同等品を購入する場合は8,000円、カーボン弓の一番安いものでチェロ・カーボン弓9,030円+送料程度から ・キャリングバック詳解 重量 960g 布製。弓用と松脂用ポケット付。背中に背負えるようになっている。 エンドピンがバッグから顔を出した状態で収納する。(購入した販売店の説明) ・松脂詳解 重量 40g(ケース込みの重量) プラスチックケースに入っている。 ジャンル別一覧
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